主祭神名 | 多紀理毘賣命 |
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ヨミ | タキリビメノミコト |
このスポットのご利益 | 縁結び |
タキリビメノミコトは大国主神(オオクニヌシノカミ)の妻であり、須佐之男命(スサノヲノミコト)の娘です。
また、海上の安全を守る神様でもあります。
天照大神(アマテラスオオミカミ)とスサノヲノミコトが誓約(ウケイ)の時にスサノヲノミコトの剱を噛み砕いたときに生まれたお姫様です。 オオクニヌシノカミと結婚して、阿遅須枳高日子根神(アヂスキタカヒコネノカミ)と下照比賣(シタテルヒメ)を産みました。
国造りをしていたオオクニヌシノカミにとって海路は非常に重要です。
その海の安全を守っていたタキリビメノミコトは オオクニヌシノカミにとって大事な右腕。
良き妻・良きパートナーとして寄り添いあえる姫に出逢えて、 オオクニヌシノカミも幸せだったでしょうね。
美人として誉れ高い宗像三女神タキリビメノミコト、市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)、多岐都比売命(タギツヒメノミコト))の内の一人であるタキリビメノミコトは、本殿の西側にある筑紫社に祀られてあります。
オオクニヌシノカミは本殿の中で西を向いているそうです。神迎祭のとき神様方がおいでになる西(海)を向いていると言われていますが、 もしかしたらタキリビメノミコトの事をずっと見ていたいからかもしれませんね。
その昔、出雲と筑紫は深い関係にあったとも言われており、オオクニヌシは西を向いて鎮座し、それがまた神仏混合の時代、仏教の西国浄土の思想からも西が重要でなかったかと言われています。 そんなことから、筑紫社が西側にあるのは、いろんな意味があるのではないかと勝手に妄想してしまいます。 大きなロマンと外の広い世界に目を向けている当時の出雲の國の人々は、今の出雲人にはないものを持っているように思います。 (Iさま2013/10)
○JR出雲市駅→一畑バス(出雲大社行、出雲大社・日御碕・宇竜行) ○一畑電車電鉄出雲市駅発→出雲大社前駅