主祭神名 | 木花開耶姫命 、少彦名命、大国主神 |
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ヨミ | コノハナサクヤヒメノミコト 、スクナヒコナノミコト 、オオクニヌシノカミ |
このスポットのご利益 | 縁結び、子授け・安産 、病気平癒、夫婦和合、五穀豊穣、養蚕守護、医薬、産業開発、交通・航海守護、商売繁盛、厄除け・厄払い |
出会って、ニニギの一目ぼれで求婚され、コノハナノサクヤビメノミコトはニニギとの子を一夜で身篭ります。しかしたった一夜のことで自分の子供とは認めず、ニニギは国津神の子ではないかと疑います。
そこでコノハナノサクヤビメノミコトはその疑いを晴らすため、誓約をして産屋に入り、本当の子なら何があっても無事に産めるはずと、産屋に火を放ってその中でホデリ(もしくはホアカリ)・ホスセリ・ホオリの三柱の子を無事に産みました。
一見強かな激しい行動のようですが、そこには命を掛けたゆるぎないニニギへの愛情とふたりの愛の結晶であるお子神たちへの信頼の証です。 たぶん、ニニギを罵ったり、問い詰めたりはせず、静かに誓約(うけい)のことを伝えたのではないでしょうか。 コノハナノサクヤビメノミコトは、このように子宝に恵まれたようです。
安産、子育てなどに霊験あらたかな社として有名であり、大正天皇皇后や昭和天皇皇后、今上天皇皇后皇太子妃殿下が妊娠された時に、安子神社の御神札を宮内庁へ宮司が御嘉納したそうです。
毎年4月8日には午後2時から「御田植安産神事」というお祭りがあり、この神事を拝むと安産で子宝も授かると伝えられています。 また、昔々田植えの最中、安子神社の御神体を迎える遷宮の行列に出会った妊婦が急に産気づき無事に元気な子どもを産んだそうです。 この妊婦はいつも難産だったけれど神様のお陰で安産だったということです。
安子神社の元宮(もとみや)が 産岩(さんのいわ)と呼ばれています。
小さく静かな神社ですので、うっかり見落としてしまいそうです。御祭神は、木花開耶姫、少名毘古那命、大国主命であり、須佐之男命菅原道真公、宇迦之御魂神という子供の一生を守ってくださるような 神様ばかりです。私も子供が結婚した暁には、参りたいと思います。 (Tさま2013/5)
JR江南駅から南へ徒歩15分