出雲神話とゆかりの地

布須神社(ふすじんじゃ)

主祭神名須佐之男命、櫛名田比売命
ヨミスサノヲノミコト、クシナダヒメ
このスポットのご利益縁結び、良縁成就、夫婦円満、子授・安産、除災招福、諸願成就
石段
石段
拝殿入口
拝殿入口
拝殿
拝殿
拝殿
拝殿

主祭神について

御祭神はスサノヲノミコトとクシナダヒメです。

ご神体となっている山が、かのオロチ退治の際にスサノヲノミコトがそこに籠って八塩折(やしおり)の酒を造ったといわれる「御室山(みむろやま)」です。 神話のとおり、たしかに、布須神社のふもとには、まさに強烈な酒を醸したとの言い伝えが残る「釜石」が現存しており、スサノヲノミコトとクシナダヒメとの関わりの深い場所のひとつとしてあげられます。

夫婦となるきっかけとなった大蛇退治の場所に、スサノヲノミコトとクシナダヒメはともに祭られるところに、古の人々の心が感じられます。

このスポットについて

長い石段

鳥居から長い石段を登って山の中腹にあるのが「布須(ふす)神社」です。

神社は拝殿のみで、本殿のない、いわゆる山そのものを御神体とする“神奈備式(かんなびしき)”と呼ばれる社殿形式がとられています。また、山の頂上付近には、神が宿ると考えた磐座(いわくら)があります。草むらの中から見える巨大な岩塊は見るものを圧倒します。

この磐座を拝むように鳥居、急な石段、そして拝殿が急峻な山肌に順に設置されています。 山に神が「鎮座する」または「隠れ住まう」、つまり神のいる場所として今に残っています。

私たちには見えない自然の力と神の力は等しいものなのかもしれません。 西暦927年に定められた「延喜式」神名帳に記載があるため、1000年以上の歴史があることがうかがえます。


このスポットを訪れた人の声

山そのものがご神体だときき 一度は参りたいと思っていました。

出雲には大きな石を神様として祀っている神社が幾つかあります。 私は山登りの仲間と幾つか回ったことがありますが、なかなか面白いです。

ここの神社は山なのでスケールがまた違いますね。 急な石段はゆっくりと上がることにしました。 その分、神様に一歩一歩近づいていく感じがして返ってよかったですね。 (Iさま2013/7)

所在地と周辺スポット


より大きな地図で 布須神社のスポットマップ を表示

境内マップ


アクセスガイド

三刀屋木次ICを東へ20分

布須神社観光の交通手段に困ったら…

ヤマタノオロチ伝説に関するスポット